RA制度

TW2006

『ルーチンアドバイザー制度設立にむけて』

―質の向上―

 

TW2006検討委員会委員長

NHO名古屋医療センター 岩尾 文彦

 

【はじめに】

この度、臨床検査技師の質の向上に向けて『ルーチンアドバイザー制度(以下RA制度)』をTW2006プロジェクトとして全国的に設立する運びとなりました。

医療は高度化、専門化が進み、日々エビデンスも進化しています。診療支援という観点からも診療側へ適切な情報発信も検査科として重要な仕事と位置付けられております。今回企画致しましたRA制度は、臨床検査技師会や臨床検査雑誌等で行われているバッチ形式のQAと異なり、リアルタイムに診療側へ情報発信ができ、患者様への診断・治療に迅速に役立つシステムを考えております。

日常の検査業務を通して疑問に感じた事を、支部会員の経験した異常値の事例やあるいは他施設での診療支援の具体例などを国立病院機構ならではのネットワークを用い、気軽に問い合わせが出来る環境作りがこの制度の主旨となります。

  また、このRA制度が国立病院機構の検査情報室へと進化し、検査情報管理料等の診療報酬収載されることをこのプロジェクトを通して働きかけていきたいと思います。

 

【部門】

 生化学、免疫血清、血液、細菌、一般、生理、病理、輸血検査、組織管理、インシデント、検査システム 以上11部門。

 

【アドバイザー選出基準】

各部門にはアドバイザーとして数名のスペシャリストを配置します。

アドバイザ−を選任するにあたり、各部門のスペシャリスト(資格認定がある部門に

ついては、取得している技師が望ましい)をリストアップし、各施設技師長に承認し

ていただき、本人に承諾していただきます。尚、国臨協会長、TW2006委員長名でアド

バイザー委嘱状をお出しする予定です。

※(施設長宛にも委嘱状をお出しする予定でいます)

尚、転勤等で担当部署を配置換えされた場合は新旧の入れ替えを行います。

  問い合わせ先は、各支部において担当施設とアドバイザーの氏名、連絡先(アドバイザ

ー施設の電話番号)を記載して下さい。

 

【問い合わせ時間】

日常の検査業務に支障をきたさない配慮からなるべく緊急以外は、午後の時間帯に問

い合わせをお願い致します。                         

アドバイスした内容については、随時、担当部門のアドバイザーから問い合わせ報告

書(別紙資料)を支部副委員長へメール又はFAXにて送付してください。

副委員長は、報告書をTW2006事務局へ送付(メール又はFAX)してください。

 

TW2006報告】

各支部でのRA制度活動内容を報告し、また問い合わせ事例について集計、解析しTW2006

報告をする予定です。また、問い合わせ集を作成し、会員に配布したいと思います。

 

国立病院臨床検査技師協会

ルーチンアドバイザー制度委員会(内規)

 

第一章 総則(名称・目的)

第二章 事業

第三章 役員

第四章 ルーチンアドバイザー選出

第五章 運用規定

第六章 雑則

 

第一章 総則

(名称)

1条 この会は、国立病院臨床検査技師協会ルーチンアドバイザー制度委員会(以下:国臨協RA委員会)という。

(目的)

2       この会は、全国の国立病院機構・国立高度医療センター・国立ハンセン病療養所に勤務する臨床検査技師等への学術的サポートを通じて、技師の知識と技術の向上を目指す。また、情報交換によって会員相互のコミニユケーションを円滑にすることを目的とする。

(事務局)

3条 この会の事務局は、国立病院臨床検査技師協会東海北陸支部内におく。

 (支部)

4条 国立病院臨床検査技師協会の各支部において部門別ルーチンアドバイザーをおく。

 

第二章 事業

(事業)

5条 この会は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。

1  検査時における問題点および疑問点をサポートする。

2  QAについて集計、解析し報告書を発行する。

3  その他、本会の目的達成に必要なこと。

 

第三章 役員

 (役員)         

6条 この会に次の役員をおく。

委員長1名、支部副委員長8名、事務局1名(副委員長併任)、本部担当者2

委員長は本部会長が任命する。

副委員長は各支部長が推薦し、本部会長が任命する。

 (職務)

7条 役員の職務は次のとおりとする。

1)委員長は、この会を代表し会務を総括する。

2)副委員長は、各支部での会務を担当する。

3)事務局は、会の事務を整理する。

4)本部担当者は、会の運営を把握し本部との適宜連携をとる。

 

 

 

第四章 ルーチンアドバイザー選出

(部門及び配置人数)

8    各支部において生化学、免疫血清、血液、細菌、一般、生理、病理、輸血検査

組織管理、インシデント、検査システム等の部門別ルーチンアドバイザーをおく。部門別ルーチンアドバイザーは数名配置することができる。

 (選出基準)

上記部門において精通している技師で、以下の要件を満たすものとする。

1       各種資格認定および技能を有するもの

2       他所属団体での学術活動経験を有するもの

3       専門分野での研究発表、論文等の実績を有するもの

4       支部独自の規定によるもの

 (ルーチンアドバイザー承認)

9           ルーチンアドバイザー選出後、その所属施設技師長に承諾を得る。国立病院臨

床検査技師協会会長及び委員長名にて委嘱状を発行する。また、所属施設長にも委嘱承諾願を送付する。

(任期)

10        ルーチンアドバイザーの任期は支部単位で定める。但し、再任は妨げない。     (補則:本人の申し出等により継続困難な時は、支部で新たに選出するものと 

     する。)

 

第五章       運用規定

(運用方法)

11        問い合わせ時間帯は緊急対応も含むことから随時とする。ルーチンアドバイザーは、問い合わせ内容を規定の書面にて支部の副委員長に適宜FAX或いはメールにて報告する。

(報告)

12        各支部副委員長は問い合わせ報告書を定期的に事務局へ報告するものとする。

ルーチンアドバイザー報告書を基に共有すべき情報は、国臨協本部ホームページに掲載する。

 

第六章       雑則

 

13        この内規の改定は国臨協RA委員会に於いて決定する。

この内規は平成171220日より施行する。

本内規は平成18 7 15 日 に一部改定する。

 

 

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